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お子さんに「自学力」をつけてほしいときに意識したいこと【自学力を伸ばす、塾長コラム】



お子さんに
「自分で考える力」をつけてほしい!
とお考えのお母さんは結構多いです。

 

そもそも「自分で考える力」は
どうやったら育つのか。

 

それは、とてもシンプルで、
「自分で選択する機会」を増やすこと。

 

子どもというのは、
「しつけ」という大義名分のもと
大人からたくさんの”指示”を受けて
日々生活しています。

 

「早く起きなさい!」


「早く準備しなさい!」


「ちゃんと並びなさい!」


「宿題をやりなさい!」


「きちんとしなさい!」などなど

 

指示を素直に聞いてきた子どもほど、


指示があることは出来るけど、
指示されないと何をしたらいいかわからない
という状態になっていきます。

 

いわゆる「指示待ち人間」の誕生です。

 

会社でも新入社員の頃は
たくさんの指示を受け、
仕事内容を理解出来たら
自分でどんどん動けるようになるもの。

 

ところが、
子どものころから指示を待つクセが
しみついている場合には、
社会人になっても、
指示されたことしかやらない
指示待ち人間になってしまいます。

 

これを防ぐには、
小さなことから選択権を渡すこと
有効になってきます。

 

たとえば、
今日はどの道を通りたいか
土日はどこに行きたいか
といった本当に些細なことからで
構いません。

 

「どうしたい?」


と聞く余裕が親の側に生まれたとき、
子どもたちは主体的に考えるようになります。

 

とてもシンプルで簡単なことですが、
この「選択」の積み重ねが、
自ら考える足掛かりとなります。

 

お子さんが小学生に上がったら
どんどん色んな選択をさせてみましょう。

 

もちろん、
命にかかわることや、
友達を傷つけるようなことには
しっかりとストップをかけながら。

 

すべてを大人が代行してしまうと、
何が大丈夫で何が危険かの線引きすら
学ぶことができません。

 

自分で出来ることを少しずつ増やして
自立への道を歩みましょう。



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