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お子さんの取りかかりが遅いと感じた時は【自学力を伸ばす、塾長コラム】
「うちの子、取り掛かりが遅い!」
と感じることがありませんか?
取り掛かりが遅い要因として、
2つのことが考えられます。
★「始めの儀式」を意識する
まず一つ目は、
「始めの儀式」がないことが挙げられます。
例えば、学校だと授業の始めに、
「起立、気をつけ、礼」をやりますよね。
会社だと朝礼なんかも「始めの儀式」です。
この「始めの儀式」は
区切りをつけるという意味で、
思っている以上に効果があります。
ところが、家だといちいち礼はしませんし、
宿題などはなんとなく始めることが普通でしょう。
そして、だらだらと始めてしまうと、
だらだらとやってしまうのが人間というもの。
皮肉にも、子どもたちにとっては、
お母さんの「早くしなさい!」が、
「始めの儀式」となっていることもあります。
こういうお子さんの場合は、
なにか「始めの儀式」を作ってあげることで、
動作がスムーズになることもあります。
★お母さん、お父さんの取り掛かりはどうですか?
2つ目の要因は、
「お母さん、お父さんの取り掛かりが遅い」
ということです。
家事や仕事など、
お母さんやお父さん、周りの大人たちが、
キビキビと動いているおうちは、
お子さんも取り掛かりが早くなりやすいもの。
子どもは大人が思っている以上に、
大人たちの行動を見ているのです。
お子さんの取り掛かりが最近遅いなと感じたら、
お母さん、お父さんが後回しにしていることを
サッと処理することで、
お子さんにも変化があらわれるようになります。
お子さんの取り掛かりが遅い要因には、
① 始めの儀式がない
② 周りの大人の取り掛かりが遅い
といったものがあります。
まずは、お子さんではなく、
取り掛かりが遅いと感じたお母さん自身が、
物事をサッと処理し、区切りをつけるという
習慣を身につけていきましょう。
きっとお子さんも変化してくるはずですよ。