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花を育てるかのように【自学力を育てる、塾長ブログ】|倉敷の能力開発塾 自学道場
新年度が始まり1ヶ月が経ち、
新しい先生や新しい友人など、
人間関係が変わり始める時期となりました。
それに伴い、気分が高揚したり、
逆に気疲れしたりと生徒の様子も様々です。
お母さん、お父さんもお子さんへ新学年の期待を
かけたくなるところですが、
ぜひ、おうちではゆっくりくつろいで、
心身ともにリフレッシュできる環境を
整えてあげてください。
さて、今日は子どもの育ちについて
お話ししようと思います。
子どもたちは生まれてからこれまでに
様々な刺激を受け、経験を積み、成長してきました。
生まれて間もない頃は、
些細な成長でも私たち親心としては、
うれしくなるものですが、
一方で「這えば立て、立てば歩めの親心」と
あれこれと教えたくなったり、
いろんなことを「やらせたく」なったりするのも親心。
小学校も高学年くらいになると、
「できて当たり前、なんでできないの?」と
思うようになる親御さんも多いようです。
実際、私が東京の進学塾で勤務していた時には
「仕事には納期があるだろう!
うちの娘の成績はいつ上がるんだ!」と
おっしゃるお父さんもいらっしゃいました。
残念ながら、このお父さんのように
焦った子育てをしている親御さんのお子さんは
親御さんの思い通りに成長しないどころか、
問題行動を起こしがちになります。
なぜなら、お子さんを「人として見ていない」からです。
当たり前のことなのですが、
お子さんは「人間」であり「自然」です。
お子さんが小さい頃に
「乳幼児身体発育曲線」という曲線が
母子手帳に載っていたのを
覚えていらっしゃるでしょうか?
あの曲線は多くの子どもたちの
発育の状況を曲線化したもので、
当然、曲線の範囲内で発育する子もいれば、
そうでない子もいます。
そして、時代によっても変わるものです。
身長体重の発達が一人一人違うわけですから、
脳の発達や学力の発達にも
個人差が少なからずあるものです。
小学2年生が苦労しながら九九を覚えて、
なかなか覚えられない子もいますが、
6年生くらいになれば、
算数が苦手な子でさえも
ほとんどの子が九九を言えるようになるものです。
このように、学力でさえも
時間がたてば解決することは多いもの。
花や観葉植物に「早く育つように」と
水や肥料を与えすぎると
枯れてしまうのと同じように、
人も適切なタイミングで
適切な学習をさせてあげないと
心が折れてしまうのです。
ちなみに前述の
納期を気にされていたお父さんの娘さんは
残念ながら志望校には合格できませんでした。
おそらく、私たち塾のスタッフとの
信頼関係が崩れ、
さらに、親子の信頼関係も崩れたことが
原因だったのでしょう。
親の願いは、あくまでも
「お子さんが幸せな人生を送る」こと。
そして、この願いは私たち
自学道場のスタッフも全く同じです。
そこで私たち大人が大切にしたいのは、
まるで花を育てるかのように、
お子さんを愛し、よく観察し、
適切なタイミングで、様々な経験の機会を
用意してあげることなのではないでしょうか。
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